中医学って本当に奥が深いです。
私は「東洋医学」=中国4千年の歴史が生んだ医学というように思っていました。
「伝統医学」とは現代医学とは違う理論による治療を意味する。
「東洋医学」も「伝統医学」の一つです。
つまり「東洋医学」とは『東洋で生まれた現代医学とは異なる理論による治療』である。
その中の一つに中国で生まれた医学のみを【中医学(中国伝統医学)】といいます。
ん~
これだけ読むとなかなか難しく思いますが、『針・灸・漢方薬』というと馴染みがありますよね。
東洋には『針・灸・漢方薬』という治療方法があり、私も良くお世話になっております。
確かに『針・灸・漢方』は中国で生まれたものではありますが、本当の中医理論【中学伝統医学理論】の下で行われている治療院は少ないそうです。
それは現代医学で扱いやすいように変えられてしまっていることもあるようです。
まれに『針・灸・漢方』治療を行っても効果が現れないという場合には中医理論に基づいて行われていない可能性があるそうです。
中国現地で処方してもらった漢方薬で改善していた症状が、帰国後に日本の漢方薬局で漢方薬を処方してもらったら症状が元にもどってしまったという事例もあるそうです。
★ 中医学の基礎概念
・中医学の根底にある古代中国哲学
《天人相応》 《陰陽》 《五行学説》 《相生》 《相克》
・中医学の生理観
《気・血・水(津液)》 《内臓(五臓六腑)》 《経絡》
・生理観以外の基礎概念
《病因》 《弁証》 《治則と治法》 《【理・法・方・薬(穴)】の大原則》
知れば知るほど難しいです。
こんなに素晴らしい中医学なのですが、こればかりが医療ではなく要は「現代医学」で改善が見られない事があったときは中医学を含めた『伝統医学』を取り入れていくのも症状の改善につながるということだそうです。
『西洋医学』の中にある「アロマセラピー」「ホメオパシー」、『チベット医学』の「アーユルヴェーダ」も例外ではありません。
本当に『医学』って凄いですね!
とはいっても療院を選ぶ際に大事なことは、自分に一番合っている療法を選択する事と相談できる医師や療術士を探すことだと思います。
・ご自身の不調・不安を丁寧に聞いてくれる・治療方法をしっかり説明してくれる・その治療方法に対しての提案をしてくれる。など自分自身のモチベーションを上げてくれる先生に出会えると良いですよね。
今回は中医学のさわりを書きました。
本当に知るのにはまだまだ・・・ですが、少しずつ学んでいきたいです。
そして教えてくださる先生にも感謝です。いつもありがとうございます。